最近自分のチームがバロンスティールされることが多かったので色々と考えさせられました。
バロンを取れば試合に負けていてもその流れを変えることができるので、その存在は非常に重要です。
そしてスティールされた、という精神的なダメージはそれだけでもかなり効果的といえます。
取られた側ではジャングラーが責められて、ときには試合を諦める人までいます。
責任追及してもしょうがないけど、スティールをできる限り防ぐ為には何故スティールされたのかを考える必要があります。
バロンスティールの責任はジャングラー?
相手と5対5で睨み合ってるときにバロンを狩りだすチームはいないと思いますが、バロンを狩るときには安全に狩る為の準備が必要です。
・バロン周辺の視界確保
・バロン周辺のワード看破
・相手チームの位置情報把握
相手が何人か欠けていたりbotのウェーブ処理や本陣守備に入ってるときはバロンを狩るチャンスです。
しかしこれらを満たしていてもスティールされてしまうときがあって、それはバロンを狩ってる最中に相手ジャングラーが寄ってきたときです。
実は上記3つの条件を満たしていても相手がジャングラーの侵入を許すとスティールされる可能性はぐっと上がります。
このとき味方ジャングラーが叩かれがちですが、その責任はジャングラーだけにあるとは言えません。
スマイトのタイミングで負けたのはジャングラーのミスだけど、それを防いでこちらがバロンを取れる可能性を上げるのは他のレーナーの役割なのです。
バロンを狩ってるとき何をしているか?
バロンを狩っているんだから当然全員で攻撃している、かもしれませんが実はそれはあまりいい作戦とは言えません。
adcとjgはバロンへのダメージ源になるので攻撃をやめるわけにはいかないけど、top、mid、supは状況に応じて立ち回りを考える必要があります。
これら3役はバロンを攻撃しつつも、敵が寄ってきたらそれを阻害しなければいけません。
topはタンクであるならバロンに張り付きますが、バロンの体力が減ってきたら相手への牽制に入ります。
midは火力源としてバロン攻撃に参加しますが、相手ジャングラーが寄ってきているならそれを止めなければいけません。
supはバロンへのダメージ源にはならないので攻撃しつつも周辺への警戒が主な役割になります。そして必要とあらばバロン後ろの壁向こうまでいって相手にプレッシャーをかけましょう。
バロンをスティールされるチームはこれができていなくて、相手が入ってきてから対応しようとするから失敗するのです。
前提として相手が欠けている、何人かは遠くのレーンにいるという状態でバロンに攻撃しているので、寄ってくる相手は絶対に少数です。
だから最悪自分が死んででも寄ってきた相手を邪魔することができればこちらがバロンを取れる可能性は上がります。
これができなくて相手ジャングラーの侵入を許したなら条件は五分でスマイトを先に当てたもの勝ちになります。
極端な話バロンの体力を削るだけなら敵だっていいわけで、そのときにバロンに寄れるかどうかが重要な要素だと思います。
バロンを攻撃しているのが自分たちのチームなら、数の利はこちらにあります。
それを利用してバロンを攻撃する人、周囲を警戒する人で分担できれば五分の条件をこちら有利にすることができるのです。
動画でもバロンスティールをしているのは壁の向こう側からが多いです。
数の利があるならそちらに容易に回らせないような工夫をするのがいいかもしれません。