【LoL】負ける人には共通するパターンがある

【LoL】負けパターンを減らして勝ち星を増やす

『孫子』はどのようなときに試合で負けるのかを6つの状況に分けて説明しています。

①戦力が互角のときに、人数差がある状態で戦う場合

戦力が互角ならば数が多い方が勝ちます。

ガンクを行うのは2対1の状況にするため、後半に集団化するのは各個撃破されるのを防ぐためです。

特に後半ではリコールやロームでチームがばらけているのがバレると、一気に攻め込まれて試合が終了することがあります。

②レーン戦は強いけど終盤戦が苦手な場合

魔境にいる人が陥りやすい状態です。

味方が下手だから負けてしまったと決めつける前に、序盤の有利を活かせていたのか、集団になったときに上手く立ち回れていたのかを見直しましょう。

③レーン戦は苦手だけど終盤戦が得意な場合

レーン戦が苦手な人は最初から終盤を意識したチャンプ選びや、レーンで負けない戦い方をするなどの工夫ができます。

しかし、往々にしてレーンで慎重になり過ぎて、お互いにファームに専念してしまったり、ハラスを恐れて消極的になってしまう負け方は避けたいところ。

個人技が無くても試合には勝てますが、ないよりはあった方がいいです。

④チャットで煽り合ったりキレまくってる場合

空気が悪いから試合に負けるのか、負けてるから空気が悪くなるのか。

この際それはどうでもよくて、冷静にプレイしなければ勝てる試合も落としてしまいます。

あまりにも会話が通じない人だったり、味方に攻撃的な人がいるとうんざりしてきますが、試合を捨てるかは自分自身にかかっているのです。

⑤司令塔不在の場合

チームにリーダー的な存在がいないのは、初心者同士の試合ではよくあることです。

その都度自分で判断できるくらい試合慣れしていればいいですが、そうでない場合はどう動けばいいか分からなくなることが多くなります。

上級者の試合でも全員がワンマンプレイヤーだと、どうしてもチームとしてのまとまりに欠けてしまいがち。

オブジェクトを狙うタイミング、グループアップのタイミング、どう当たるか、どんなビルドがいいか。

さっと指示を出せる人がいないと、終盤戦以降の勝率が下がると思います。

⑥場当たり的な場合

ピンクワードの購入を渋ったり、ワードを置かずにレーン押し上げる。

敵チャンプを見つけたら闇雲に突進して、希望的観測で集団戦に当たる。

状況を把握せずに、「なんとなく」や「たぶん」で事に当たってしまう場当たり的な立ち回り。

熟練プレイヤーの勘は経験知に裏打ちされているので完全な当てずっぽうではありませんが、ゲームに慣れていないうちから勘任せにプレイすることはオススメできません。

【LoL】オールラウンダーになるために 『孫子』は「必ず勝てる」という見込みがあるなら、他者に反対されても戦うべきだと説いています。 ...




【孫子】地形篇(2)原文と意味

故に兵には、走る者あり、弛む者あり、陥る者あり、崩るる者あり、乱るる者あり、北ぐる者あり。
凡そ此の六者は天の災に非ず、将の過ちなり。
夫れ勢い均しきとき、一を以て十を撃つを走と曰う。
卒強くして吏弱きを弛と曰う。
吏強くして卒弱きを陥と曰う。
大吏怒りて服さず、敵に遭えばうらみて自ら戦い、将は其の能を知らざるを崩と曰う。
将弱くして厳ならず、教道も明かならずして、吏卒常なく兵を陳ぬること縦横なるを乱と曰う。
将、敵を料ること能わず、小を以て衆に合い、弱を以て強を撃ち、兵に選鋒なきを北と曰う。
凡そこの六者は敗の道なり。
将の至任にして察せざるべからず。

【訳】

軍が逃亡してしまったり、弛んでしまったり、落ち込んでしまったり、崩壊したり、乱れてしまったり、敗走するようなとき敗戦を招く。
これら6つの敗因は天災や災厄ではなく、将軍の過失である。

・逃亡する:両軍の勢力が拮抗しているとき1の力で10の敵と戦うことになった場合。
・弛む:兵士が強く将軍が弱い場合。
・落ち込む:将軍が強くても兵士が弱い場合。
・崩れる:君主と将軍の折り合いが悪く、将軍が命令に従わず、怒りに任せて敵と戦い君主も将軍の力を認めていない場合。
・乱れる:将軍が厳しさに欠け、軍令も徹底せず兵士に統制がなく布陣もでたらめな場合。
・敗走:将軍が敵情を把握できず、劣勢状態で優勢の敵に当たり、弱い兵士で強い兵士と戦い、しかも軍には精鋭部隊を欠いている場合。

以上の6つは敗北を招く敗因である。これはいずれも将軍の大事な責任であるから慎重な配慮をすべきである。




まとめ

・個の立ち回り、数の立ち回りを磨く

・チームの和を大切にする

・集めた情報、知識を実践していく



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