レーンを押し込んでる人の意図
jgをやっているとたまにいるのがレーンを押しているのにgankに来いという人。
相手はタワー下にいて明らかにgankが決めにくい場面ですが、pingを鳴らすのは何故なのでしょうか。
その意図を考えればすぐに理由が分かりますが、ギスギスした状態であったりイライラしているときは地雷扱いして無視してしまった、という人もいるのではないでしょうか。
今回はレーンを押すことで何が起こるかを考えながらジャングラーの基本的なテクニックを紹介したいと思います。
レーンを押すメリットデメリット
まず状況を整理するとgankに来いとpingを鳴らす味方はレーンを押しているということ。
一見無理な注文に見えますがそれを考える前に、とりあえずレーンを押すメリットデメリットを挙げておきます。
メリット:ミニオンをタワーに処理させて相手のCSを遅らせる、自分の背後の視界を確保させない
デメリット:gankを決めにくく相手ジャングラーからのgankは受けやすい。
それでは何故レーナーはgankが決まりにくいときにjgを呼ぼうとするのでしょうか。
その意図は恐らく二つあって、topやbotであれば正面から茂みに入って待機していて欲しい、相手jgがgankに来たときに合わせて出てきて欲しいということが考えられます(何も考えてなくてただ助けろと言う人もいます)。
背後を取るだけがgankではない
初心者ジャングラーにありがちなのは「gankは相手の背後を取るように決めなければいけない」と思い込んでいることです。
正面から行けば相手に気づかれて下がられてしまうからgankにならない。
確かにその通りですが、正面から行っても相手がそれに気づけないとしたらどうでしょうか。
相手がワードを置いていないことが前提になりますが、味方背後の茂みに入って殴り合いが始まったら出ていく、それも立派なgankになるのです。
そしてもう一つは相手のgankに合わせてこちらもgankするという方法です。
これは相手ジャングラーが来るであろう場所で待ち伏せして先制攻撃をしかけるやり方や、味方がgankされてから寄っていくやり方があります。
普通に考えたら来るかも分からない相手ジャングラーを待つのは時間のロスになるので得策ではありません。
挙句いつまで経っても来ないなんてことになればそれは最悪です。
しかしレーナーが対面を押し込んでいる場合は別です。
その状態はこちらがgankを決めにくく、相手はgankをしやすい。
gankをしやすいレーンにジャングラーが寄ってくる可能性は非常に高いのです。
自分がgankしやすいレーンに向かうというだけでなく、相手がこう動くだろうから自分はこうしようと俯瞰で判断することができればジャングラーとして一気に成長できるので是非覚えておきたいやり方です。
だからレーンを押す味方がダメだと切り捨てるのではなく、gankされそうで危なっかしいから寄っておこう、この状況を逆に利用できないか、と考えることも大切なのです。
3分20秒辺り、4分20秒辺りが紹介したやり方っぽいですね。