【LoL】CSの目安は?
初心者の方は「CS(ファーム)が大切だ」ということを、方々で耳にしていると思います。
ではなぜCSが大切なのでしょうか。
単純に資金が集まるから、ということが第一に挙げられますね。
1キルで得られる資金が300g、1CSで得られる資金が平均20g。
つまり15CSで1キル分のゴールドが入ってることになります。
そしてもう一つ言えるのが、CSが相手の実力を見極める尺度になるからです。
例えばネットには以下の指標が出回っており、CSが戦力を測る基準として扱われていることがわかります。
LoLのLH指標。レーンで完璧にCSが取れたら10分で114CS
10分での目安はかなり大雑把だけど
~40:れんしゅうしよう
50:がんばれ
60~70:ふつう
80:がんばってる
90~:すごい— ゆあん (@yuansama) 2014, 8月 6
単純ですが、
CS差がある ⇒ 資金差がある ⇒ 装備差がある ⇒ 殴り合いをして勝てる ⇒ 試合に勝てる
というように一つ基準があるだけで勝利の態勢が整っているか判断することができるのです。
もう一つ基準にした方がよいとされるのは「1分間あたりのCS数」です。
1分間あたりのCS数はOPGGで見ることができます。
↑OPGGランキングの上位プレイヤーのデータを参照。
赤枠で囲ったCS部分の「〇〇/分」というのが1分間あたりのCS数。
ざっと見ですが、トッププレイヤー同士が戦うと7/分くらいが多い印象でした。
巷では9~10/分が上級者と呼ばれますが、実戦でそのペースを維持するのはかなり難しそうですね。
そしてやはりと言いますか、勝っているチームの方がCSのテンポがいい傾向にありました。
対面よりCSが取れるかは実力を測る物差しになりますが、対戦相手はその都度異なるので自分のアベレージを把握してそれを伸ばしていくのが上達の近道です。
いつもより抑え込まれてるのか、むしろ取れているのかが分かれば相手の実力も見えてきます。
【LoL】CSのコツは?
【動画内で紹介されているCSのコツ】
①なるべく通常攻撃でCSを取る(マナ切れ、CDの隙を作らないため、タワー下では使ってOK)
②自ミニオンがどの敵を攻撃しているのか見る
③前衛ミニオンはタワー攻撃2発+自分の通常攻撃1発、後衛ミニオンはタワー攻撃1発+自分の通常攻撃2発で倒せる(ミニオンとの距離やAPチャンプによってはずれる)
④ウェーブをプッシュする時は後衛ミニオンから狙う
⑤ウェーブを押し付けられた時は自分がタンクをして、ミニオンがタワー下に行くのを防ぐ(序盤はダメージが大きいので注意)
ミニオンを狩る時のコツは、レーンをプッシュする時以外は無意味にミニオンを攻撃しないことです。
上手い人の動画を見れば分かりますが、ミニオンの体力を削るのは味方のミニオンに任せています。
そして残り体力が少なくなってきたとき、ラストの一撃だけ自分で攻撃してミニオンを倒します。
これをする理由は、無意味にレーンを押しこまないようにするためです。
なぜレーンを押し込むのがいけないかと言うと、敵ジャングラーからガンクされやすくなるから。
逆に意図的にレーンを押したい時にはこんな理由が挙げられます。
・レーンに対面がいない時(リコールした、ロームしている)
・自分がリコールしたい時
・パワースパイクが序盤でレベル先行したい時
・レーンプッシュが得意なチャンプで真っ先にタワーを折りたい時
もちろん、レーンを押し込む時にはしっかりと周辺をワーディングして、敵のガンクには要注意。
レーンをプッシュするかしないかはチャンピオンの特性を理解したうえで、戦術的な意図に応じてその都度決定しましょう。
ただのミニオン処理でも上手いプレイヤーの動きには必ず意図があるのです。
【孫子】軍形篇(3)原文と意味
兵法は、一に曰わく度、二に曰わく量、三に曰わく数、四に曰わく称、五に曰わく勝。
地は度を生じ、度は量を生じ、量は数を生じ、数は称を生じ、称は勝を生ず。
故に勝兵は鎰を以て銖を称るが若く、敗兵は銖を以て鎰を称るが若し。
勝者の民を戦わすや、積水を千仭の谿に決するが若きは、形なり。
【訳】
戦争の勝敗は次の要素によって決定される。
1、国土の広さ
2、資源の量
3、人口の多さ
4、戦力の強弱
5、勝敗
つまり地形にも基づいて国土の広さが決定される。
国土の広さに基づいて資源の量が決定される。
さらに、資源の多さが人口の多さを決め、人口の多さが戦力の強弱を決定する。
そして戦力の強弱が勝敗を決定するのである。
戦力差が鎰(重さの単位)をもって銖(鎰の五百分の一の重さ)に対するようであれば、必ず勝つ。
逆にその反対であれば必ず敗れる。
勝利する側は、満たされた水を深い谷底に落とすように一気に敵を圧倒する。
態勢を整えるとはこれをいうのである。
まとめ
・CSには目安が存在する。
・自分のアベレージを把握することが大切。
・「相手に勝ってる」と判断できる具体的な数字、指標があると捗る。