【LoL】迂直の計で相手の裏をかく
例えば、わざと遠回りして敵を油断させたり、敵より遅れて出発しながら先に到着する。
これを「迂直(うちょく)の計」と言います。
わざと遠回りをする距離の迂回、わざと遅れて出発する時間の迂回など幅広く応用することができ、lolでも活用することができます。
例えばよくある方法としてはジャングラーのガンク経路の迂回。
ジャングラーは基本的に最短経路を通ってガンクを行いますが、そこにはワードが置かれていることが多いです。
だから敢えて遠回りをして相手の真後ろを取るようにガンクする。
これはまさに「迂直の計」になります。
時間の迂回の戦法としては、ミニオンウェーブを使ったものがあります。
膠着が続いたり、タワーにこもる敵に攻めあぐねいている時、見落とされがちなレーン(トップなど)にミニオンウェーブを作ると効果的に相手を分散させることができます。
【LoL】バロンのデバフ攻撃について
試合中盤以降になると両軍バロンを意識するようになります。
しかし、バロンは体力攻撃力ともに高く、様々なスキルをこちらに使ってきます。
実はこのスキルが結構厄介で、バロンを狩ってる最中に集団戦を仕掛けられて全滅したというケースがよくあるんですね。
【バロンが使用してくるスキル】
・反発の皮膚(Passive)
全てのデバフを無効化し、毎分HPが増加する。
・ヴォイドの崩壊(Passive)
戦闘状態になると、魔法DM(毎秒[AD 5%])と、AR/MR低下(毎秒-0.5、最大-50、効果時間8秒)を与えるオーラを展開する。
・爪を振り下ろす
物理DM([AD 100%])と、バロンへ与えるDMを50%低下するデバフを付与(効果時間15秒)。
・地面からトゲ
対象範囲?に物理DM([AD 100%])と、バロンへ与えるDMを50%低下するデバフを付与(効果時間15秒)。
ターゲットがバロンの後ろにいる場合、このスキルを使用する。
・地面から広範囲にトゲ
対象範囲に物理DM([AD 50%])とスタン(効果時間1秒)。バロンの後方3ヶ所にトゲが出る。
ターゲットがバロンの後ろにいる場合、このスキルを使用する。
・ACID SHOT:体液を吐く
物理DM(150?+[AD 20%])と、バロンへ与えるDMを50%低下するデバフを付与(効果時間8秒)。
・ACID SHOT BURN:体液の連射
対象範囲に魔法DM(50?+[AD 20%])。地面に縦方向のエフェクトが出る。
・ACID POOL:地面から体液
対象範囲に魔法DM(300?+[AD 10%])とスロー。地面に3つの円形のエフェクトが出る。
・TENTACLE KNOCKUP:地面から触手
対象範囲に魔法DM(150?+[AD 25%])と打ち上げ。地面に円形のエフェクトが出る。
・ステータス上昇
毎分ADが8(40分で上限の+310AD)、HPが180上昇する。※ゲーム開始時からカウントされる。
・その他
バロンは通常攻撃(爪とトゲ)6回毎に、スキル(体液と触手)を1回使う。
バロンへの与DM-50%が凶悪だが、バロン以外には発動しない。またSmiteなどのTrueDMは減少されない。
バロンが生きている限り、AR/MRがどんどん下がっていくため敵チームのカウンターに注意する。
攻撃範囲が955のため、川側/森側の壁を越えて攻撃してくることもある。(LoLJPWiki参照)
上記がバロンの使っているスキルになりますが、特筆すべきはARとMRの低下です。
これはスタックごとに対象のステータスを下げていき、最大で50もステータスが低下してしまうのです。
だから相手がバロンと戦い始めたらしばらくは戦わせておいて、時間をおいてから突入すればこちらが勝てる可能性が上がります。
また、バロン付近でにらみ合いが続く時は、ミニオンウェーブを作っておいたり、TP持ちがスプリットプッシュすることで、相手を後手に回らせることが可能です。
【孫子】軍争篇(1)原文と意味
孫子曰わく、凡そ用兵の法は、将 命を君より受け、軍を合し衆を聚め、和を交えて舎まるに、軍争より難きは莫し。
軍争の難きは、迂を以て直と為し、患を以て利と為す。
故に其の途を迂にしてこれを誘うに利を以てし、人に後れて発して人に先きんじて至る。
此れ迂直の計を知る者なり。
【訳】
戦争の運用として、まず将軍が君主の命令で軍を編成し、陣を構えて敵と対峙する。
その中でもっとも難しいのは勝利の条件を作り出すことである。
勝利の条件を作る難しさは、わざと遠回りして敵を安心させ、敵より早く目的地に着いて不利を有利に変えるところにある。
例えば回り道を迂回しながら、利で誘って敵の出足をとめ、敵より遅れて出発しながら先に到着する。
これが「迂直の計」。
すなわち迂回しておいて速やかに目的を達する計略である。