【LoL】民度が低すぎる問題に向き合う
今回はチャットでのコミュニケーションについて述べていきます。
日本サーバーでは日本語でのやり取りが可能になった一方で、煽りや批判がストレートに届いてストレスが溜まりやすくもなりました。
どんなオンラインゲームにも言えますが、味方を煽るメリットは一つもありません。
煽られてイライラすればそれがプレイにも影響するし、凹んだり萎縮しても同様です。
最悪の場合、試合を放棄して落ちるかもしれないし、煽った側は後からレポートされるかもしれません。
怒ったり批判することで状況が改善されることはなく、チーム内の空気が悪いと試合も負けてしまいます。
それではチームに勢いを持たせ、一丸となるためにはどうすればいいのでしょうか。
答えは「自分だけでもチームの良心」になるよう心掛けることです。
味方のミスには寛容に、いい動きにはお礼や称賛を送る、シンプルです。
試合中は忙しないので簡単に「ty」、「gj」だけでもいいでしょう。
lolはゲームですが、そこにいる10人は生身の人間です。
悪く言われれば傷つくし、褒められれば嬉しいものです。
道徳授業のようになってしまいましたが、今後日本サーバーで戦っていく人は、言葉の影響力とそれをプラスに働かせることの重要性を理解しておいた方がいいです。
【孫子】兵勢篇(5)原文と意味
故に、善く戦う者は、之を勢に求めて、人に責めず。
故に能く人を択びて勢に任ず。
勢に任ずる者は、其の人を戦わしむるや、木石を転ずるが如し。
木石の性、安ければ則ち静まり、危なれば則ち動き、方なれば則ち止まり、円なれば則ち行く。
故に善く人を戦わしむるの勢い、円石を千仭の山に転ずるが如きは、勢なり。
【訳】
したがって戦上手は、まず勢いに乗ることを重視し、一人ひとりの働きに過度の期待をかけない。
それゆえ全軍の力を一つにまとめて勢いに乗ることができるのである。
勢いに乗れば、兵氏は坂道を転がる丸太や石のように、思いがけない力を発揮する。
丸太や石は、平坦な場所では静止しているが、坂道におけば自然と動き出す。
また四角いものは静止しているが丸いものは転がる。
勢いの乗って戦うとは、丸い石を谷底に転がすようなものだ。
これが戦いの勢いというものである。