【LoL】攻撃を仕掛けるメリット・デメリット
孫子は「火攻め」について詳しく解説をしています。
火攻めは敵に被害を与えることのできる有効な手段。
しかし、それは常に使えるわけではありません。
火攻めに適した時期、時間などの条件が整っていなければ成功しないのです。
これはlolにおいてもまったく同じことが言えます。
バックドアやスプリットといった戦法もタイミングを間違えば大失敗に終わります。
集団戦やレーンでの殴り合いにも適切な瞬間があります。
成功したときにリターンが大きい作戦は失敗もしやすいのです。
だからこそ『孫子』は成功するときの条件を挙げており、火攻めを慎重に行うように促しているのです。
lolでも戦況や流れを把握していつ行動を起こすのかは、慎重に検討する必要があります。
過去に書いた「パワースパイク」もその話になります。
その時間やレベルで強い瞬間を利用するこの方法は強力ですが、常に使えるわけではありません。
後半に失速するようなチャンプなら前半にしか、ウルトが強力なチャンプならそれを得るまでは攻撃できなかったりと、強力だけど弱点を抱えている点で火攻めと似ています。
【孫子】火攻篇(1)原文と意味
孫子曰わく、凡そ火攻に五あり。
一に曰わく人を火く、二に曰わく積を火く、三に曰わく輜を火く、四に曰わく庫を火く、五に曰わく隊を火く。
火を行なうには必ず因あり、煙火は必ず素より具う。
火を発するに時あり、火を起こすに日あり。
時とは天の燥けるなり。
日とは月の箕・壁・翼・軫に在るなり。
凡そ此の四宿は風起こるの日なり。
【訳】
火攻めには5つの狙いがある。
1、人馬を焼く
2、兵糧を焼く
3、物資を焼く
4、倉庫を焼く
5、行軍路を焼く
いずれの場合でも火攻めを行うには条件が満たされなければいけない。
また発火装置も備えておかなければいけない。
火攻めには適した時期がある。
それは空気が乾燥し、月が箕・壁・翼・軫(星座)にかかるときだ。
なぜならそのときは必ず風が吹くからである。
まとめ
・成功したときのメリットが大きい作戦は常に使えるわけではない。