【LoL】負けてる時の立ち回りについて
レーンで負けてる時にはどうすればいいのでしょうか?
相手と殴り合って勝てないのはもちろん、ファームすらもさせてもらえず。
何もさせてもらえない絶望体験は誰にでもあると思います。
そんな時の対策は以下の通りですが、赤字部分のリスクがあることを忘れてはいけません。
②レーンを下げてジャングラーに助けてもらう → ジャングラーごと返り討ちになる
③集団に合流して戦う → 放置された敵がフリーになってさらに育つ
個人的には、負けてるレーンはそのままそのレーンを守っていて欲しいと思ってます。
そして、対面がロームし始めたらしっかりピンを鳴らして、その隙に空きタワーを折りにいく。
以前試合中にそんな話になって、「それじゃあ対面との差がずっと縮まらない」と怒られました。
しかし、その試合ではそのレーン以外はみんな勝っていました。
他レーンが勝ってるときに負けてるレーンができることは逆転することではなく、被害を最小限に食い止めることです。
では対面に瞬殺されてしまいタワーダイブもガンガン決められる、守ることすらできない場合はどうすればいいのでしょうか。
その時は味方にレーンの交代を依頼しましょう。
ただ、その場合は交代するレーンが勝ってるのが前提です。
最近では負けてる人が言わなくても、勝ってる人が交代してくれることもあるので、味方に頼れる時はとことん甘えましょう。
自分のミスを自分で取り返したい気持ちは分かりますが、自分は負けてもチームが勝てばいいと考えるようにすることが大切です。
終盤で逆転する考え方
勝てる見込みがないなら戦ってはいけない。
当たり前ですが、試合中にこれができなくなる人は大勢います。
序盤のレーン戦での相手との殴り合い、中盤以降に起こる集団戦など、なんとなく始めてはいませんか?
相手との殴り合いに入る前に、勝利の見通しを立てた方がよいです。
例えばレーンでキルを狙うなら以下の点を検討しましょう。
・レベル差はどれくらいか?
・装備差はあるのか?
・チャンピオン同士の相性は?
・味方の援護は期待できるのか?
・敵ジャングラーが待ち伏せていないか?
上手い人、慣れてる人は瞬時に、無意識にこれを行っていますが試合が劣勢だったり煽られてイライラしているとこれができなくなります。
よく見かけるのは取られたキルを取り返そうと躍起になってさらにやられる人。
ワードを置かずに戦いだして何度もガンクをもらう人。
こういう人に限って「相手ジャングラーがいなければ勝ってた」「味方のジャングラーは何もフォローしてくれない」などと言い訳します。
『孫子』的に言うならそれは運ではなく負けるべくして負けているということになります。
レーンで押されていても無理に挽回しようとするのでなく、ファームに専念したりタワー下で安全に立ち回ったりなど、一度退いて頭を冷やすことも大切なのです。
たまに相手の強さが分からない内から殴り合いを始める人がいますが、行き当たりばったりのやり方は上のランクで通用しなくなります。
個人の戦いはもちろんですが、集団戦でも勝利の見通しを立てることは重要です。
どの位置で戦うのか、誰を狙うのかなどの目的が共有できているチームほど勝つ可能性は上がります。
最悪の展開は一度の失敗で戦意喪失してしまうこと。
「このチームじゃダメだ」とか「味方がへぼ過ぎる」で片づけるのは簡単ですが、具体的に何がダメだったのか考えて逆転を狙っていきましょう。
それができない人は次のゲームでも同じような失敗を繰り返します。
自分はレーンで勝っていたのに集団戦になると負けてしまうという場合は、周りがダメだったのではなく集団戦での自分の立ち回りに問題があったのではないか、チームとして動くためのコミュニケーションは取れていたかなどを見直した方がいいです。
チーム編成は運なので悩むのはやめて、そのメンバーで勝つにはどうすればいいかを考えることが大切です。
サレンダーは考えた上でどうしても勝てないと判断してからでも遅くないでしょう。
【孫子】計篇(4)原文と意味
未だ戦わずして廟算勝つ者は、算を得ること多ければなり。
未だ戦わずして廟算勝たざる者は、算を得ること少なければなり。
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。
況んや算無きに於いてをや。
吾れ、此れを以て之を観るに、勝負見わる。
【訳】
開戦前の作戦会議で、勝利の見通しがたつのは、勝利するための条件が整っているからだ。
逆に見通しが立たないのは、条件が整っていないからである。
条件が整っていれば勝ち、整っていなければ負ける。
勝利する条件がまったくないならまるで問題にならない。
この観点に立つなら勝敗は戦わずして明らかとなる。
まとめ
・レーンで負けている時は逆転よりも被害を最小限にすることを考える
・情報が足りない、勝算の目途が立たない時は相手と殴り合ってはいけない
・味方を非難するより、その味方とどうやって勝つかを考える
・lolはキルを取るゲームではなく敵陣を壊すゲーム