Contents
【LoL】ドラゴン、バロンを狩るための動き方
相手との交戦を避けて、手薄なところを攻める。
「実」に対して「虚」を、そして「虚」の部分に「実」を当てる。
この項は『孫子』の真骨頂といってよいかもしれません。
わざわざ敵が守りを固めている場所を攻めれば激戦必至です。
仮にそこで勝ちを収めても成果を上回る損害が出るようならそれは愚策です。
ではどうしても狙いたい場所に敵が密集していたらどうすればいいのでしょうか。
その答えはその場所から敵を引きはがせばいいのです。
例えば、ドラゴンは敵にとっても味方にとっても非常に有益で、お互いが注意を向けている場所になります。
戦力を集中させて一気に取ろうと思っても、味方がレーンを離れれば敵はそれを察してしまいます。
そのためtopを押し込んで相手ジャングラーを上に誘い出したり、gankで敵からキルを取った直後などに狙うなどの工夫が必要です。
ドラゴンとバフの効果は定期的に更新されているので、アップデートが入った後や久しぶりにプレイする場合はその都度公式サイトや攻略wikiなどをチェックしましょう。
【孫子】虚実篇(2)原文と意味
其の趨かざる所に出で、その意わざる所に趨く。
行くこと千里にして労せざるは、無人の地を行けばなり。
攻めて必らず取るは、其の守らざる所を攻むればなり。
守りて必らず固きは、其の攻めざる所を守ればなり。
故に善く攻むる者には、敵 其の守る所を知らず。
善く守る者には、敵、其の攻むる所を知らず。
微なるかな微なるかな、無形に至る。
神なるかな神なるかな、無声に至る。
故に能く敵の司命たり。
【訳】
敵が援軍を送れないところに進撃し、敵の思いもよらぬ方面に撃って出る。
千里も行軍して疲労しないのは、敵のいないところを進むからである。
攻撃して必ず成功するのは、敵の守っていないところを攻めるからである。
守備に回って必ず守り抜くのは、敵の攻めてこないところを守っているからである。
したがって攻めの上手い者にかかると、敵はどこを守ってよいかわからなくなる。
また守備の上手い者にかかると敵はどこを攻めてよいかわからなくなる。
そうするとまさに姿も見せず、音もたてず自由自在に敵を翻弄することができる。
こうあってこそはじめて敵の死命を制することができるのだ。
まとめ
・相手のいない所、すぐには来れない所を攻める。
・相手が動かざるを得ない状況を作って狙う場所を手薄にする。