【LoL】ブロンズを脱出したらチャンプやビルドを再検討する
魔境ブロンズの脱出おめでとうございます!
今回はシルバー、さらにはゴールドで戦っていくための心構えや準備を紹介していきます。
『孫子』は無形の象徴として水を挙げています。
水には決まった形がなく、相手に合わせて形を変えます。
場所に合わせて流れを変えて、勢いがつけば岩をも砕くエネルギーを発揮します。
この特性はそのままlolに当てはめることができます。
lolでは日々情報が更新されて、その時期に強いチャンプ、戦法、アイテムなどが目まぐるしく変わっていきます。
最初はプロビルドの丸写し、得意レーン得意チャンプを極めるという人が多いと思います。
魔境を抜けるためには、何か一つを極めるその方法がオススメですが、いずれそれだけでは苦しくなってくる時が来ます。
例えば相手がAPチームなのに、お手本ビルド通りに物理防具を積んでしまったり、CCが強いのにサッシュ(行動妨害系デバフを除去するアイテム)を買わなかったりなど。
たかが装備一つ、そう侮っているとわずかな差でミリ残しが生まれたり、ハラス負けします。
そもそもお手本ビルドは汎用性を重視して作られているものが多いです。
極端だったりニッチなシチュエーションまではカバーできないものが多いです。
そのため、自分が使うチャンプのビルドやルーンのパターンは状況別にいくつか想定しておいた方がいいです。
そして、使用するチャンピオンに関しては、レパートリーを増やしていくことが大切です。
次に使うチャンプを選ぶオススメの方法は、得意チャンプに適さないシチュエーションに対応できるチャンプを探すことです。
例えば、得意チャンプのカウンターのカウンター、アサシン系であればタンク系、APであればAD、タイマン特化ならイニシエーター、といった具合です。
自分の使うチャンプができないこと、正反対の特性を持ったチャンプを増やしていくのが実用的なチャンプの増やし方。
もう一つは、その時期に強いチャンプを選ぶということ。
旬なチャンプはバンされやすいですが、もしもキープできれば大きなチャンスになります。
その時に、「とりあえずピックしたけど実は使ったことないんだよね」とならないようにしましょう(こういう人、意外と多いです)。
【孫子】虚実篇(7)原文と意味
夫れ兵の形は水に象る。
水の形は高きを避けて下きに趨く。
兵の形は実を避けて虚を撃つ。
水は地に因りて流れを制し、兵は敵に因りて勝を制す。
故に兵に常勢なく、水に常形なし。
能く敵に因りて変化して勝を取る者、これを神と謂う。
故に五行に常勝なく、四時に常位なく、日に短長あり、月に死生あり。
【訳】
軍の態勢は水の流れのようである。
水は高い所を避けて低い所に流れていくが、戦も充実した敵を避けて相手の手薄をついていくべきだ。
水に一定の形がないように、戦争にも普遍の態勢はない。
敵の態勢に応じて変化しながら勝利してこそ絶妙な用兵といえる。
それはちょうど五行に常勝のものが無く、四季、日月が変化しながら巡るのと同じである。
まとめ
・極端なチーム構成を想定したビルドを考えておく。
・チャンピオンプールはメインチャンプの苦手を補うように増やしていく。