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【LoL】試合中の心理
プレイヤーには戒めるべき5つのポイントがあります。
①闇雲に突撃を繰り返す
レーン戦で積極的に殴り合いを挑める人は強いです。
しかし、勢いに任せた突撃は格上には通用しません。
また、対面をボコしてリードできたからと言ってキル取りゲームをするのも要注意です。
勝てている内はいいですが、調子に乗り過ぎて囲まれたりキルされたりしている内に差は縮まっています。
②キルされることを過剰に恐れる
攻略サイトやwikiなどに書かれる「とにかく死なない」という教えを守ることは大切です。
しかし、キルされることを過剰に恐れていると、負うべきリスクも負えなくなってしまいます。
殴り合いを避けていればキルされる可能性は下がりますが、キルを取れる可能性も下がってしまいます。
殴り合えば勝てるチャンプなのにビビっていたら、いつまで経ってもそのチャンプの強みに気づけません。
集団戦になったらいつも後方に位置取り、少しでも競ったらさっさと逃げてしまう。
これがタンクなどの率先して壁にならなければいけない役割だったら余計質が悪いです。
③短気
言うまでもないことですが、試合中に怒るメリットはありません。
自身は冷静さを失いチームの空気は悪くなります。
イラッとしたらお茶を飲む。
リコールや復活までの間に立ち上がって深呼吸する。
イライラが収まらなければその日はランク戦をやめる。
そんな風に、自分なりのルールを事前に決めておくのがオススメです。
④純粋すぎる
煽られれば怒り、責められれば凹み、褒められれば調子に乗ってしまう。
味方のチャットや相手の挑発行動にいちいち反応していたら身が持ちません。
とはいえ、感情の動きは不可抗力で起こるもの。
これも短気の対策と同じように、自分なりのルールを決めておくとよいでしょう。
⑤優しすぎる
味方のフォローや指示を受けることに回りすぎて自主的な動きができない人。
実際のところ誰の意見が正解かなんて結果論でしか語れないし、魔境では滅茶苦茶なリードが飛び交うので、自分が一番正しいってくらいのエゴが必要なときもあります。
5つのポイントは長所と短所が紙一重なものと言えます。相手に飛び込む勇気も、キルを取られないようにする慎重さもときには必要です。
ただそれが極端になってしまうことを『孫子』は戒めており、バランスが必要だということをこの項は述べているのです。
【孫子】九変篇(3)原文と意味
故に将に五危あり。
必死は殺さるべきなり、必生は虜にさるべきなり、忿速は侮らるべきなり、廉白は辱めらるべきなり、愛民は煩さるべきなり。
凡そ此の五者は将の過ちなり、兵を用うるの災いなり。
軍を覆し将を殺すは必らず五危を以てす。
察せざるべからず。
【訳】
将軍には陥りやすい5つの危険がある。
1、思考せず必死になること。これでは討死するだけである。
2、生き延びることばかりを考え勇気が欠けていること。これでは捕虜になるばかりである。
3、短気であること。これでは敵の作戦にはまってしまう。
4、清廉潔白であること。これは敵の挑発に乗ってしまう。
5、民衆への思いやりを持ちすぎること。これでは精神的な苦労が絶えない。
以上の5項目は将軍の陥りやすい危険であり、戦の妨げになる。
軍を壊滅させ将軍を死に追いやるのは必ずこの5つの危険である。
十分に考慮しなければいけない。
まとめ
・攻めすぎない
・逃げすぎない
・怒らない
・一喜一憂しない
・イエスマンにならない