【LoL】ハンドスキルよりも動きの意図を探ることが大切
プロや高レートの試合動画を見るのは上達の近道ですが、それらの動画をなんとなく見ていませんか。
プロの行動には様々な意図があります。
動画映えするハンドスキルや神プレイは派手でカッコいいかもしれませんが、そうでない部分にこそ学べる点は多くあるのです。
例えばワードの置き方や、中盤以降の非戦闘時の動き方、負けている時の立ち回りや集団戦の始め方いなし方、バロン前での睨み合いなど。
試合の動画を見るときは神プレイだけでなく、試合全体の動きや特定のレーンやチャンプ、状況に焦点を当てて解説してくれる動画を見ることをオススメします。
【孫子】九変篇(2)原文と意味
是の故に、智者の慮は必らず利害に雑う。
利に雑えて而ち務め信ぶべきなり。
害に雑えて而して患い解くべきなり。
是の故に、諸侯を屈する者は害を以てし、諸侯を役する者は業を以てし、諸侯を趨らす者は利を以てす。
【訳】
智者は必ず利益と損失の両面から物事を考える。
利益を考えるときは損失も考慮する。
そうすれば物事は順調に進展する。
逆に損失を被ったときにはそれによって生じる利益を考慮に入れる。
そうすれば無用な心配をしないですむ。
それ故、敵国を屈服させるには損失を強要し、国力を消耗させるには利益を意識させて損失から目を背けさせ、奔走させるには目先の利益を見せて損害を意識させないからだ。
故に兵を用うるの法、其の来たらざらるを恃むこと無く、吾の以て待つ有ることを恃むなり。
其の攻めざるを恃むこと無く、吾が攻むべからざる所あるを恃むなり。
【訳】
したがって戦争においては敵の侵攻がこないことを期待するのではなく、敵に侵攻を断念させるような自国の備えを頼みとするのである。
敵の攻撃がないことに期待をかけるのではなく、敵の攻撃の隙を与えないような、自国の守りを頼みとするのである。
まとめ
『孫子』は敵の侵攻がないことを期待するのではなく、敵に侵攻を断念させるような準備をするべきと説いています。
「たぶんワードは置かれていないだろう」、「たぶんガンクは来ないだろう」
そんな風に、生死が分かれる判断を希望的観測で済ませてしまうのは要注意です。
ワードを置かれたくなければそこにピンクワードを置けばいいし、ピンクワードを壊しに来たならそこを奇襲できます。
ガンクをもらいたくないなら相手ジャングラーが遠くにいるのを確認してから攻撃を仕掛ければ、ガンクの心配がなくなります。
こういった細かい部分の立ち回りはプロの試合では当たり前のこととして行われているので、初心者は動画を見て学びましょう。