敵陣ジャングルを荒らしまくろう
「食料物資は敵地で調達しろ」
小競り合い後やタワーを折り進めた後など、余裕があれば相手ジャングルを確認していきましょう。
そして中立モンスター(特に赤青バフ)を狩っていきましょう。
たまに、序盤からレーナーが自陣中立モンスターを狩り始めることがあります。
しかし、早い段階でのそれは味方ジャングラーが育たなくなる原因となるでしょう。
そうするくらいなら、レーンを押し込むなりして敵ジャングルを荒らしに行きましょう。
相手ジャングラーの位置が読めない、視界が取れてないなどリスクが高い場合はワードを置きにいくだけでもいいです。
それが思わぬキルチャンスを生んだり、危険を事前に防いだりしてくれます。
そして敵ジャングルを荒らすだけがこの項の本質ではありません。
例えば試合に負けた時。
負ければ悔しいし、味方同士で煽り合ったり相手に挑発されると画面を閉じたくなります。
その気持ちはよく分かりますが、相手のどこが上手かったか、何がよかったのかを分析することも大切です。
リザルト画面でのデータはダメージやお金の推移、マップコントロールや流れが変わった瞬間を具体的に見ることができます。
相手のいいところを盗む。
それが真に「敵地で調達」するということです。
【孫子】作戦篇(2)原文と意味
善く兵を用うる者は、役、再籍せず、糧、三載せず。
用を国に取り、糧を敵に因る。
故に軍食足るべきなり。
国の師に貧するは、遠く、輸ればなり。
遠く輸れば、則ち百姓貧し。
師に近き者は貴売す。
貴売すれば、則ち百姓、財竭く。
財竭くれば、則ち丘役に急なり。
力屈し財殫き中原の内、家に虚し。
百姓の費え、十にその七を去る。
公家の費え、破軍罷馬、甲冑矢弩、戟楯蔽櫓、丘牛大軍、十にその六を去る。
【訳】
戦の上手い君主は、国民の徴兵や食料の輸送を二度三度と追加することはしない。
装備は自国で賄うが、食料はすべて敵地で調達する。
だから食料不足に悩まされることはない。
国力が疲弊するのは、軍需物資を遠方まで輸送しなければならないからである。
したがって、それだけ国民の負担が重くなる。
また、軍の駐屯地では物価の高騰を招く。
物価が上がれば国民の生活は困窮し、租税負担に苦しむ。
かくして、国力は底をつき、国民は困窮のどん底に陥り、所得の七割が軍事費に持っていかれる。
また、国家財政の六割までが、戦車、軍馬、武器・装備、大車の修理費用によって失われる。
故に智将は務めて敵に食む。
敵の一鍾を食むは、わが二十鍾に当たり、きかん一石は、わが二十石に当たる。
【訳】
こういった事態を避けるため、智将は食料を敵地で調達するように努力する。
敵地で調達した穀物一鍾は自国から輸送した穀物二十鍾に相当し、敵地で調達した飼料一石は自国から輸送した飼料二十石分に相当する。
まとめ
・不足しがちな経験値やお金は相手ジャングルで調達する。
・小競り合いやタワー破壊が終わったら相手の中立モンスターを狩っていく
・自分を負かした敵から学ぶ