LJL 2016 Spring Split
先日まで行われていたLJL(League of Legends Japan League)のでは数々のスーパープレイが生まれました。
リサンドラがイニシエート、続けて突入するはずだったチャンプはアリスターに防がれて入れない、という動きです。
ノーチラスがtpでバックを取って集団戦がスタート。乱戦の中で相手キャリーにプレッシャーをかけ続けます。
スーパープレイとは?
上の二つは決して派手とは言えないいぶし銀なプレイです。スーパープレイというと華麗なテクニックで相手を翻弄したりキルを取るシーンというイメージがありますが、サポにはサポの、タンクにはタンクの役割があって重要な場面でそれをこなせれば十分にスーパープレイと言えると思います。1つ目の動画ではリサンドラがEを使った時点で危険を察知してタックルを当てています。相手のイニシエートをかわす、という考えではなく敢えて出させてから後続を妨害することで孤立させる、という咄嗟の判断力がすごいですね。2つ目ではノーチラスがQを当てまくってるという一見すると普通の動きに見えますが、それを乱戦の中で、かつ狙った相手にこなせるという冷静さと精密さがカッコいいですね。自分がこの動画を取り上げたのは、そのスーパープレイが圧倒的な技術ではなく状況判断や観察によって行われているからです。よくあるゼドやリーシンなどの動画はテクニカルすぎて全員ができるものではないです(だからスーパープレイなのですが)。対して上の二つはハンドスキルというよりは、冷静に状況を見てスキルを打てる観察眼的な部分に依存しています。前者がダイヤやチャレンジャークラスにしかできない動きだとしたら、後者は意識しだいでは魔境クラスでもできるかもしれない動きなのです。